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シロアリの種類と被害

2024年3月19日

シロアリはアリという名前がついてますが、実はゴキブリと近縁の昆虫です。
腸内に共生する微生物のおかげで、木材に含まれるセルロースを栄養源にできるのが大きな特徴で、
家屋を食害する害虫として警戒されています。
日本で家屋に被害を与えているシロアリは、主に次の2種類です。

 

イエシロアリ

シロアリの中でも最も加害の激しい種類で、建物や立木に被害を与えます。
女王アリや王アリがいる本巣を経由地となる分巣を作り、水を運ぶ能力もある為、
家屋内や天井裏など乾燥した場所も湿らせながら食い荒らします。
シロアリは、新しい住処や繁殖のため羽アリに変化します。イエアリは沖縄の場合、5月~7月頃の夕方から夜にかけて伝統に向かって飛来する習性があります。

 

ヤマトシロアリ

職蟻や兵蟻の見た目はイエシロアリと似ていますが、羽蟻の羽の色が黒色なのが大きな違いです。
特別に加工した巣は作らず加害箇所が巣を兼ねています。
乾燥に弱く湿潤な所を好みます。
ヤマトシロアリの羽アリは、沖縄県の場合だと2~3月の昼間、雨上りに新しい住処や繁殖のため群れをなして飛び立ちます。